2008年10月2日木曜日

工場内はタイ語だらけ

嫌な感じの挨拶の後、工場を見てまわったが、
工程自体はシンプルでも、
タイ人を使って物造りするのは容易でない気がした。

ブツにアタッチする伝票はほとんどタイ語。
加工待ちのブツにも、何か注意書きが貼られているが、
筆記体のタイ文字。

筆記体というとイメージしにくいかもしれないけど、
要するに、かなり崩した字体。
草書体?と言ってもいいかも。

タイ文字を覚えたての人には、
何が書かれているのか分からないはずだ。

タイ語を読めれば、滞留している品物が
・どういう状態なのか?
・なぜココに置いてあるのか?
・何を待っているのか?
などという事が一目で分かる。

知らないクセに知ったかぶりして、
質問に対して嘘を答えるタイ人は多い。

しかし、タイ語が読めれば尋ねるまでもないし、
嘘つかれても見破る事ができる。


実際、タイ語が読める日本人は
工場には一人しか居なかった。
俺もまだ、あまり読めなかった。

唯一タイ語を読めるその人が、現地採用のHさんで、
この人には皆が世話になっていた。

工場には通訳がいなかったのだ。
だから、タイ語会話のみならず、
タイ文字の読み書きができるHさんには
工程などの説明で頻繁に助けてもらっていた。

また、少しはタイ語を話せるつもりでいた俺も、
一般のタイ人にはなかなか通じないので、
正直、愕然とした。

タイで働くつもりの人は、
少しづつタイ文字を勉強しておくべきだ。
それが正しい発音と声調への早道である。


タイで働いている日本人の中には、

「タイ人は言うことを聞かない。
 指示通りにやらないから困る」

という人が多いけど、その原因の一部には、
その人のタイ語が通じていない、というのもあるのだ。