2009年4月23日木曜日

現地採用はカーストが低い

嫌がらせを受けていたのだとハッキリ分かったのは
優秀なタイ人幹部候補生が打ち明けてくれた一言だった。


「PKさんが言ってました、
 岡村さんは現地採用だって。」

「それ、どういう意味?
 俺をバカにしてるの?」

「まあ、そんなとこです」


これで、いろいろおかしな事ばかりだったのも
全部辻褄が合うと分かったのだ。


もちろん、日系以外に就職しても、
他の理由で迫害されることはあり得る。

が、
「現地採用だから、駐在員と違って身分が低い」
などと言われてバカにされるのは回避できる。


日本で研修中に、人事部の課長から
「あなたは現地採用だから、ウチの会社の人間じゃない」
と言われ、
タイ人研修生以下の扱いを受けた時と同じ屈辱だった。



タイでは俺は、現地採用だから、
タイ人と同じ立場の「仲間」だと思ってきた。

しかし、そうは考えないタイ人幹部がいる事がわかった。


タイは階級社会だとか身分社会だとか言われるけど、
こういう事なのだと理解した。

現地採用の俺が大卒で、駐在員のほとんどが高卒でも、
現在の身分が現地採用だと、身分が低いのだ。

インドでいくら金持ちでも、
バラナシで死体を焼く職業の人間は、
バラモンやクシャトリアからは差別されるのと同じである。



日本人からの差別なら、我慢できるんじゃないかと思う。

駐在員はいつか帰国していく連中だし、
同じ日本人同士、話せば分かるはずだ。

だが、タイ人にバカにされ、嫌がらせを受けるのはキツイ。
タイでタイ人とケンカしても勝てないのだ。

たとえば裁判になっても、確実に外国人は負ける。