俺は駐在員になる前に
日本で研修中に1回、
タイで1回、辞意を表明していた。
どちらも、現地採用だという事が原因で
バカにされたり差別されたからだ。
(区別ではなく、差別である)
さて、
タイ現地法人の社長だったMさんが辞め、
しばらく日本人社長不在の状態が続いたが
ようやくタイの社長になる日本人が決まった。
その人は会計事務所出身の中途採用の人だったが、
会社を無事に上場させて仕事もなくなったので
会社には要らない人になっていたという噂があった。
(実際は四半期毎の報告書作成などで大変だろうけど)
本人ももう辞めてもいいと思っていたから、
最後に駐在員生活を経験したかったというのだ。
その新社長候補は、1年タイに駐在したら
会社を辞めて日本に戻る事を決めていて
その際に働く職場を決めたうえでタイに来た。
そういう暢気な立場だからか、
細かい事に気を遣ってくれる人だった。
俺が2度も辞意表明をしていた事を知り、
その原因を俺の仲良しS君ら数人から聞きだし、
俺を駐在員にする事をトップに提案してくれた。
何ともあっさり俺は駐在員になった。
手取り95,000バーツの月給+年1回のボーナス1ヶ月
(但し、残業や休出手当は一切払ってくれない)
から
2●万円+駐在手当6万バーツ+年2回のボーナス
+サービスアパートは会社負担
だが、
数字に表せない差もいろいろあった。
数字に表せる部分だけで比較しても、
2倍以上の好待遇になっている。
俺は給料を期待して就職したのではなかったが、
それでもこの差には驚いた。
だから、日系企業で働くなら、
現地採用の話は蹴るべきだと思う。
飽くまで駐在員として交渉すべきだ。
ダメなら違う会社にすればいい。
現地採用なら日系企業以外を選択すべきで、
その理由は来週書いてみる。
ともかく、新社長には感謝した。
そして、心機一転、頑張ろうと思ったのは確かだ。
また、この新社長Oさんは経理畑なので
「現場の事は分からないから口は出さない」
と公言していたが、代わりに、
タイ現地法人に巣食う害悪を少しづつ暴いていった。
O社長がいろいろと暴いていった結果、
工場長代理PKは辞めざるを得ない状況になった。
そして、PKは秘かに
以前下請けに使ったコンペティターと連絡を取り
その会社の幹部として再就職できるようにしてから
一方的に辞めていった。
