機械はよく壊れる。
だから、いろんな機械に精通していて、
すぐに調整や修理ができる人は重宝される。
逆に、どんなに理論を理解していても、
機械が壊れたらお手上げ、という人は
理論だけで生きていくだけのモノを持っていなければならない。
また、生産計画は、機械のキャパ100%で組むのは危険だ。
多くの機械を使う工場で働く人は
その辺りを考えて自分を成長させていかねばならない。
(知識を磨くのか、口が達者になるよう努力するのか、
自分の業務にもよるので、「成長」という言葉を使った)
かといって、機械などを使わない事務系の仕事は
体を使わない分、頭と口で勝負しなければならない。
タイで働くには、タイ語は必須だ。
タイ語がダメでも、せめて基本的な英語力がないと
タイでは不要な人材となり、おはらい箱になる。
タイで働いている外人は多いが、
プライベートな時間を遊びだけに使う人は
すぐに行き詰る。
逆に、あまり賢くなくても、
コツコツとタイ語や仕事に関する知識を蓄積していく人は
次第に伸びて頭角を発揮することになる。
よく言われることだが、
タイに1年駐在するだけで、
最新の技術から相当に遅れてしまう。
タイがダメなのではなく、
タイは量産工場であるから、
日々の業務に追われて最新のテクノロジーを学ぶヒマがない、
というのが本当のところだろう。
遊ぶ事しか考えない人は、ダメになる。
これを肝に銘じておくべきだ。
今後、凄まじい勢いで
世界の勢力地図が塗り替えられていくはず。
遊んでばかりの人は
すぐに負け組になるのが目に見えている。
タイで沈没中の人も、
たまには将来について考え、自己啓発に努め、
自分を成長させていくことを考えるといい。